観察の方法:ルーペの使い方と理科の授業でのスケッチの仕方

中学校1年生

 

この記事では、ルーペの適切な使用方法、理科の授業で求められるスケッチのコツについて解説します。

最後にはルーペの使い方とスケッチの仕方について、5分ちょいの動画もありますので、良かったら見てみてくださいね。

ルーペの使い方

常にルーペを目の近くに保ちます。

いろいろな状況を持ち出されても、ルーペを目から離して使うことはありません!

ルーペは目に近づけたままで見たい対象物を移動させます。
観察対象が大きくて動かせない時は、自分が位置を変えます。
この時も「ルーペは目に近づけたまま」です。

注意事項として、当たり前のことですが、目を傷つける可能性があるため、直射日光を見てはいけません。

ポイント!!

・ルーペを使う際の基本は、いつも目の近くに置くこと。
・小さなものを見るときは、手で対象を動かしながら焦点を合わせます。
・大きなものを見る時には、ルーペを目につけたまま自分自身を動かして焦点を合わせましょう。

その際、太陽を直接見ないよう注意しましょう。

ルーペとは?

ルーペは普段使っている虫眼鏡(むしめがね)のことです。

「ルーペ」という言葉は、ドイツ語から来ています。

学校でよく使われるルーペは虫眼鏡ですから、中心が膨らんでいる「凸レンズ」が使用されています。

ですから、ルーペを使ってできることは、
光を集めたり、近くのものを大きく見る他にも遠くのものを逆さに見たりすることもできます。

理科授業におけるスケッチのコツ

科学授業では、観察した対象を図にして記録することがしばしばあります。そうした時に意識しておきたいポイントを紹介します。

理科でのスケッチ作成時の留意点

見たものを、細かな線や点を使って正確に描き出しましょう。

・細めの鉛筆を使用し、繊細な線で描く
・線を何度も重ねたり、影を加えたりしない
・観察対象以外の背景は描き入れない
・色を使わずに描く
・必要に応じて、説明のための文字を入れることも可

上記の5つのポイントを覚えておけば、理科授業でスケッチに困ることはありません。
理科でのスケッチでは、美術的な上手さよりもルールを守ることがより重要です。

いつも鉛筆は鋭く削っておくことをが大切です。

美術のデッサンのように細かい線を重ねて描いいたり、影を付たりしません。

観察対象以外のものは描きません。
ルーペや顕微鏡を見る際の枠など、観察対象以外は描く必要はありません。重要なのは、観察している対象のみを精確に描くことです。

文章での補足説明も可能です。

図だけでは伝えきれない部分は、文章で補足することができます。分かりやすく説明を加えましょう。また、観察日や気温、湿度など、その他の観察データや気づきがあれば、それらも用紙の余白部分や、スケッチの中に記録しておきましょう。

文章が多くなりすぎるときは、別の紙にメモを取ると良いでしょう。

これらは理科でのスケッチのルールです。美術や図工の授業では、異なる方法が求められますので注意してください。

まとめ

・ルーペを使用する際は、常に目の近くをキープしましょう。

ルーペを使う際の基本は、いつも目の近くに置くこと。
小さなものを見るときは、手で対象を動かしながら焦点を合わせます。
大きなものを見る時には、ルーペを目につけたまま自分自身を動かして焦点を合わせましょう。

・理科の授業でのスケッチでは、影を加えること、線を重ねること、観察対象以外を描くことは避けましょう。

鋭い鉛筆を使用して細かく描きます。
重ね描きや影の付加を避けましょう。
観察対象以外の背景は描きません。
色を使用しません。
必要に応じて文字での補足もオッケーです。

教科書にあるスケッチの例や下の動画をみると、さらに理解が進むはずですよ。

 

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